utm_source・utm_medium・utm_campaignの違いとは?迷いやすい3項目を具体例で整理

utm_source・utm_medium・utm_campaignの違いとは?迷いやすい3項目を具体例で整理

UTMパラメータを使い始めると、最初に迷いやすいのが utm_source、utm_medium、utm_campaign の違いです。
どれも流入の情報を入れる項目ですが、役割は同じではありません。

ここが曖昧なまま運用すると、後から集計したときに意味がブレやすくなります。
この記事では、3項目の違いを具体例で整理しながら、実務で使いやすい考え方をまとめます。


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3項目がよく混ざる理由

迷いやすい理由は、どの項目にも流入の説明っぽい言葉が入るからです。
たとえば google を source に入れるのは分かりやすいですが、cpc を medium に入れるのか campaign に入れるのか、spring_sale を campaign に入れるのか content に入れるのか、といった迷いが出てきます。

まずは役割を一言で分けると整理しやすくなります。

  • ● source は どこから来たか
  • ● medium は どういう手段の流入か
  • ● campaign は どの施策か

この3つを混ぜずに考えるだけで、UTMはかなり扱いやすくなります。

utm_source の考え方

utm_source は、流入元の名前です。
どこから来たのかを表します。

ここには媒体名、サービス名、配信元の名称などを入れると分かりやすくなります。

(例)source の例
・google
・yahoo
・meta
・line
・newsletter
・partner

たとえば Google広告なら google、Yahoo広告なら yahoo、メール配信なら newsletter という考え方です。
ここで大事なのは、表記を固定することです。
Yahoo、yahoo、yahoojp のように混在すると、後から集計が分かれます。

utm_medium の考え方

utm_medium は、流入の手段や種別です。
source が相手先の名前だとすると、medium は流入をどう分類するかの項目です。

たとえば広告なのか、メールなのか、SNSなのか、といった違いをここで表します。

(例)medium の例
・cpc
・paid_social
・display
・email
・social
・referral

たとえば google という source でも、検索広告として使うなら medium は cpc、自然なSNS投稿なら medium は social のように、source と medium は別の役割を持ちます。

(例)source と medium の組み合わせ
・utm_source=google、utm_medium=cpc
・utm_source=meta、utm_medium=paid_social
・utm_source=newsletter、utm_medium=email

utm_campaign の考え方

utm_campaign は、施策名やキャンペーン名です。
何の企画なのか、どの配信なのか、どの期間の施策なのかを表します。

source と medium が流入の種類を表すのに対し、campaign は施策のまとまりを表す役割です。

(例)campaign の例
・spring_sale
・2026_04_campaign
・ga4_template_lp
・brand_campaign

ここを毎回バラバラに付けると、月別の施策比較や企画別の振り返りがしづらくなります。
campaign は単なる飾りではなく、後から施策単位で見返すための名前だと考えると整理しやすいです。

実務で使いやすい命名ルール

UTMで大事なのは、理屈だけでなく運用ルールを揃えることです。
少人数の運用でも、最低限の命名ルールを決めておくと後で困りにくくなります。

1) 小文字で統一する

大文字小文字が混ざると、別の値として扱われることがあります。
基本は小文字で統一しておくのが安全です。

2) 単語の区切りを揃える

区切りを使うなら、アンダースコアかハイフンのどちらかに寄せた方が見やすくなります。
毎回違う書き方にすると、検索や並び替えがしづらくなります。

3) 日本語や曖昧な略称を避ける

できるだけ半角英数字で揃えた方が扱いやすくなります。
また、社内だけで通じる略称は、後から見たときに意味が分かりにくくなることがあります。

4) campaign名に粒度のルールを持たせる

月、商材、施策名など、どの順で付けるかをある程度揃えると管理しやすくなります。
たとえば 月_商材_施策名 のようにルールを持たせるだけでも十分です。

(例)命名ルールの一例
・utm_source=google
・utm_medium=cpc
・utm_campaign=2026_04_ga4_template
月、商材、施策名の順にすると、一覧で見たときに意味が通りやすくなります。

まとめ:誰が見ても意味が通る名前にする

utm_source、utm_medium、utm_campaign は、どれも流入を見るための情報ですが、役割は別です。
source は流入元、medium は流入手段、campaign は施策名として分けて考えると整理しやすくなります。

そして実務では、正解を細かく探すより、誰が見ても意味が通る名前に揃えることの方が大切です。
表記ゆれを避け、小文字で統一し、campaign名の付け方を固定するだけでも、後からの集計と説明がかなり楽になります。

なお、さらに細かく管理したい場合は、utm_term と utm_content を使って検索語句やバナー差分を分ける設計も有効です。


実際にUTM付きURLを作成したい場合は、UTMパラメータ自動生成ツール を使うとスムーズです。
表記ゆれを防ぎながら、source・medium・campaign を整理してURLを作成できます。

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InsightBase編集部

当社は、Webマーケティング支援業務の一環として、ウェブ解析士がGA4/Google広告/Looker Studioを用いたレポート作成・改善を日常的に行っています。経営・現場の意思決定に使える「見やすさ」「要点の整理」「継続運用のしやすさ」を重視し、実務で培ったノウハウをInsightBase編集部として記事にまとめ、公開しています。

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