月初が近づくたびに、気持ちが重くなる。
理由はシンプルで、レポート作成が終わるまで本来の仕事に入れないからです。
しかも、頑張って作っても「作業した感」は残るのに、「前に進んだ感」が残らない。
当社は、GA4のアクセスレポートだけでなく、Meta広告・Google広告・Yahoo!広告を並行して運用し、クライアント向けにレポートを毎月作ってきました。
GA4、各広告メディアの管理画面でデータをエクスポート → Excelで加工 → PowerPointに貼り付け → ページごとにコメント。
真面目にやるほど工数は増え、月初の丸2日が溶けていました。
そしてあるとき、ふと思ったんです。
「これ、毎月やる必要ある?」
レポートは「作ること」が目的ではなく、判断と改善のためにあるはずなのにと。
手作業レポートの「あるある地獄」
当時の私は、毎月同じことで詰まっていました。
レポート作成はルーティンのはずなのに、なぜか毎回事件が起きる。
(毎月起きがちなこと)
・媒体ごとに列名や指標の意味が違い、横並びにするだけで時間が溶ける
・日付粒度が合わず、合計がズレる(原因究明でさらに時間が溶ける)
・PowerPointに貼ったグラフが崩れ、整える作業が終わらない
・数値差し替えが発生すると、貼り替え地獄が始まる
・最終的に「分析」ではなく「転記・整形」に支配される
そして、これが一番つらい。
「レポート作成が終わった時点で、もう疲れて改善の頭が回らない」
その結果、月初の数日間が「レポート作成作業」に吸われて、施策が後ろ倒しになる。まさに本末転倒でした。
Looker Studioを知っても、結局つまずくポイント
そこで出会ったのがLooker Studioです。
「これだ」と思って、しゃかりきに勉強しました。ただ、現場で使える形にするのは、思ったより難しかった。
Looker Studioは「作れる」けど、「何をどう見せるべきか」は教えてくれないんですよね。
GA4もGoogle広告も、見たい指標はたくさんある。でも、全部盛りにするとレポートは読まれない。
結局、ゼロから作るほど迷う。
(Looker Studioで詰まりがちなポイント)
・「結局どのKPIをトップに置く?」で止まる
・GA4のディメンションやイベントの扱いで止まる
・Google広告は指標が多く、集計粒度が決まらない
・デザイン調整に沼る(整えたのに“見にくい”と言われる)
・毎回作り直しになり、結局、手作業に戻りがち
私も例外ではなく、最初は迷いました。でも同時に、確信したことがあります。
「この迷いを、毎回ゼロからやるのは無駄すぎる」と。
InsightBaseのテンプレートを作った理由
当社がGA4テンプレート、Google広告テンプレートを作り始めた理由は、格好いい話ではなく、かなり現実的です。
同じ悩みを持つ人が多すぎたんです。
クライアントワークを続ける中で、企業のWeb担の方々から似た相談を何度も受けました。
(よくある相談)
・「毎月レポート作成に時間がかかりすぎる」
・「GA4の数字がどれを見ればいいかわからない」
・「広告の成果を見たいのに、資料作りで手が止まる」
・「Excelで集計してパワポに貼る作業がつらい」
・「見た目を整えるのに時間がかかる」
・「折角レポートを作成して上長に提出しても本当に見てるの?って感じで終わる。」
これって、努力や根性の問題じゃないんですよね。
「型がないこと」が原因です。
だから私は、「型」を作ることにしました。一度作って、繰り返し使える形にする。
それがテンプレートです。
テンプレートが解決するのは「デザイン」ではなく「再現性」
テンプレートというと「見た目がきれいなレポート」というイメージを持つ方もいます。
もちろん見た目はとても大事です。
どんなに優れたデータ集計内容でも、エクセルの表を単純に提出したのと、見栄えを整えた表とでは読み手の反応がまったくと言っていいほど違います。
ただ、本質はそこではありません。
テンプレートが価値を出すのは、「毎月同じ品質で、同じ意思決定ができる状態」を作れること。
言い換えると、レポート作成のムダを削って、分析と改善に時間を戻すことです。
- ● 毎月のエクスポート作業が不要になる
- ● Excel整形・転記の手間がほぼ消える
- ● いつも同じ場所に同じ指標が出るので迷いが減る
- ● 月初は「作る」ではなく「読む・判断する」に集中できる
そして何より、これが重要です。
テンプレートは、あなたが「ゼロから迷う時間」を買わなくて済むようにします。
私が時間を溶かして覚えたこと、悩んだこと、作り直したこと。
その遠回りをショートカットするために、テンプレートという形にしました。
同じ悩みの人へ:まずはテンプレートを使っていい
「Looker Studioは知ってる。でも作る時間がない」
「何から作ればいいかわからない」
「毎月、レポート作成が憂鬱」
もしこれが一つでも当てはまるなら、まずはテンプレートを使っていいと思います。
なぜなら、テンプレートは「完成品」である必要はないからです。
最初はそのまま使って、慣れてきたら自社用に少しずつカスタマイズすればいい。
重要なのは、「毎月のムダ」を先に消すことです。
私自身、もっと早くこの型を持っていれば、月初の丸2日を失わずに済みました。
そしてその2日があれば、改善施策をもっと打てたし、成果にももっと向き合えたはずです。
レポートは頑張って作る仕事ではなく、意思決定の時間を作るために仕組み化する仕事です。
その第一歩として、テンプレートをぜひ使ってみてください。